たいなか施療室にて

仕事や日々の生活の中で思うこと、感じることを綴っていきます。

頭痛について

今回は、ある程度の対応が可能な「頭痛」について書いていきたいと思います。

 

その前にですね、とりあえず当施療室に来られる前に一度、医療機関で受診していただくことを、お勧めいたします。

なぜなら、重篤な問題(疾患)が原因で症状が出ている可能性があるからです。

重篤な問題(疾患)が原因でなければ大丈夫です、ご安心して、ご来院ください。

ただ、症状が改善・緩和するかは、やってみなければ分からないというのが本当のところです。

 

それでは、今までの臨床経験の中で比較的、多く改善・緩和した頭痛を挙げさせて頂きます。(あくまで比較的です、全てではありません)

 

・緊張性(筋収縮性)頭痛

症状は、額・前頭部からこめかみに現れ、後頭部にも放散する。

鈍い、きつく締められたような感じ。

頭頂部に重みを感じる。

痛みというより圧迫感や締め付けられるような感じ。

疲労性の首の痛みや凝り(後頭部から肩にかけて)。

頭がクラクラする。

しばし頭皮の圧痛。

完璧主義な性格の方や不安、うつなどにも症状が現れやすい。

 

 ・頚椎機能障害による頭痛

 症状は後頭部に現れ、側頭部(片側)頭頂部に放散する。

眼窩(目の後ろ)にも症状が放散することもある。

軽度から中程度の継続的な鈍い痛み。

頚部を動かすと痛みが悪化。

片側の頭皮の感覚異常。

頚部の硬直と軋み。

頚部の運動制限。

頚椎に圧痛がみられる。

しばしば片頭痛と誤診されるケースも結構ある。

医療機関片頭痛と診断された方が改善するケースも多々ございます)

 

あとは、頭部に行く神経の硬結や癒着、神経線維のフィックセーション、癒着による神経への血液循環の阻害などが原因になっている頭痛もあります。

その代表的な神経としましては、大後頭神経、小後頭神経、大耳介神経などがあります。

とりあえず上記に挙げています三つの神経に対しましては、神経モビリゼーションで改善・緩和が可能です。

 

これぐらいですかね。

ですので、医療機関で診てもらったけど特に重篤な問題(疾患)もなく、様々な保存療法などを受けているが、イマイチ改善しないという場合、ひょっとしたら上記の頭痛かもしれません。

意外に多いです。

そして、そうだと分かっていても、それを改善させる、まともな施術を受けられていない方が多々おられます。

(これは、施術する側の問題です)

 

ぜひ一度、当施療室の施術を、お試しして頂きたく思います。

 

たいなか施療室