たいなか施療室にて

仕事や日々の生活の中で思うこと、感じることを綴っていきます。

カイロプラクティックとは?

この仕事をしていると「カイロプラクティックって何ですか?」という質問を最初の段階で、よく受けます。

症状を訴えられて「こんなのでも大丈夫でしょうか?(対応できますか?」という質問に次いで多いです。

非常に答えに困るんですよね。

なぜなら、一言で簡単にお答えするのが非常に難しいからです。

それだけ歴史的にも非常に複雑で、ちょっと色々なものを取り入れ過ぎて、ぶっちゃけ訳の分からないものになっているのが現状だからです。

 

今後も、このカイロプラクティックについてのことに関しては、ブログで書いていきます。

分けて書かないと、ガチで書くとメチャクチャ長くなるので。

とりあえず今回は、ホームページの貼り付け用として大まかにザッと簡単に「ふ~ん、そうなんや・・・」程度の感じで書いていきます。

当施療室のホームページをご覧になる一般の方々に対してなので、そんなに深く知っていただかなくてもいいかなと。

もうちょっと深めに知りたい方は、今後(いつになるか分かりませんが)カイロプラクティックについて書くブログをチェックして下さいませ。

 

まずはですね、カイロプラクティックという名前が誕生したのは1895年ですので128年・・・約130年前ぐらいですね。

アメリカで誕生しました。

Daniel Davit Palmerという先生が創始者です。

 

当初は背骨(脊柱)のみに注目し、その脊柱を作っている「椎骨の変位(サブラクセーション)」を手技(アジャストメント)で正常な位置に戻し、神経圧迫を取り除くことによって先天的治癒力を100%働かせる。

それによって病気を治すという療法でした。

 

そしてそこから、さらにスペシフィックに「頚椎1番(C1:アトラス)こそすべて!」そこさえ正常な位置に戻せば先天的治癒力を100%働かせることができるという極端な考えが生まれました。

 

ただやはり、それだけというのは流石に無理があるというのは容易に想像できますよね。

そこから脊柱だけでなく、骨盤や四肢の関節なども扱うようになりました。

 

そしてさらに、筋や膜などの軟部組織にもアプローチしていくようになります。

 

現在では、神経・筋・骨格系はもちろんのこと、内臓や様々な反射ポイントや経絡等々まで使って施術するようになっています。

 

施術方法もカイロプラクティック初期の頃は手技のみで行っていましたが、今では様々な道具や器具を使って行うところが多いですね。

そして施術だけでなく運動(エクササイズ)指導や栄養指導なども行っているところもあります。

 

そしてカイロプラクティック初期の頃は「症状(疾患)のすべての原因はサブラクセーションにあり!」という考えのもと、とにかくサブラクセーションさえ取り除けばいいんだと、それだけをやっていました。

現在は現代医学をベースに「診察」をして「何が、この症状(疾患)の原因になっているのか」を、しっかり調べて吟味し、果して私に対応できるものなのか、出来るのならどうやって施療を進めていくのかなどを考えながらやっていくようになっています。

 

対応できる症状(疾患)に対してはカイロプラクティック初期の頃は何でもあり、とりあえずアジャストメントしてサブラクセーションを取ればいい!でしたが、現在では基本的に運動器の症状(疾患)いわゆる整形外科的な機能的問題を扱うのがベースになっています。

それに今は扱ってはいけない症状(疾患)も禁忌症として、ちゃんと定められております。

 

ザッとこんな感じですかね。

 

ですので、純粋なカイロプラクティックを受けてみたいのでしたら「ストレート」「アトラス」「スペシフィック」等々の文字を多く使っていたり、屋号自体にこのような文字が入っているカイロプラクティックオフィスやカイロプラクティック院に行かれるといいのではないでしょうか。

 

当施療室では、カイロプラクティックの原理原則・哲学をしっかり守りながらも、この時代に合った技術や考えを取り入れ、しっかり診察をしたうえで確実な施療を行なっております。

 

たいなか施療室